「もう少し、あと少し」と歯を食いしばって獲得した年収。
そのご褒美的浮気とでもいいましょうか。
それよりも突き抜けた年収を稼ぎだす人は、そもそも頭の構造がことなるので浮気などの浅はかな行為には興味を持ちません。
小金を持ち、少しばかりの余裕ができたタイミングが一番危ない時。
浮かれているので、浮気の証拠も掴みやすいこともまた事実です。

仕事ができるだけでは不足で、上司へ取り入る必要もあります。
また、部下からの信頼も勝ち得なければなりません。
誤った派閥に所属したら、この先ずっと浮かび上がることができないストレス。
そういった全てのストレスが溜まったら、思い切り鬱憤を晴らしたくなるのは当たり前。
そこで手っ取り早く憂さを晴らすには、浮気が一番！
ドキドキの高揚感と背徳感が入り混じり、大いにストレス解消に役立ちます。

ネームバリューに惹かれて、多くの人が働くことを希望する一流企業。
その中で勝ち抜いた人だけが働くことのできる特別な場所です。
女性の場合には、容姿端麗な才色兼備な人も大勢いるので、妻がいたとしても誘惑がいっぱい！
しかもこういう女性とは会話をしても楽しく、喜ばせ甲斐があります。
やはり妻とは反応が異なり新鮮な時間を過ごせるので止められません。
もしかすると本気の恋愛とは別に遊びとして浮気や不倫をしたいという願望に抗えない女性がいるのかもしれませんね。
その獲物になってしまった可能性は否めません。

エリートサラリーマンはとにかく多忙です。
目先のことだけを処理していたのでは足らず、出張も間々あります。
そうすると妻の目が届かない為によからぬことを考えがちに。
出張手当という名目の臨時収入が入ることもあるので、余裕のある遊びが可能になります。
また、「一度だけ」という浅はかな考えからドツボに嵌まってしまうこともあり、後悔先に立たずということも。

会社では相応のタイトルを与えられ、尊敬を集めるポジションにいたとしても、家庭ではそうではない人もいます。
妻には虐げられ、子供からは無視される。
最近はペットさえも反応が鈍い。
自分が建てた家なのに、寛ぐ場所さえない。
そんな不満が爆発し、「俺は外に出ればリスペクトされて、好かれる存在なんだ！」とばかりに浮気に走ってしまうのです。
浮気を正当化する理由とは思えませんが、気の毒ではあります。

小金が出来たら、それを誰かに自慢したいと考えてしまう男性もいます。
収入が良いだけでは家族は大切にしてくれないと気が付いたものの、成す術がない。
そこで、浮気をして相手にお金があることを誇示する。
プラス、「すごいのね、仕事ができるんでしょうね」と褒められたい願望が強く、抑えられないのです。

若かりし日に、「成功した暁には、若い子を囲ってみたい」という野望を抱いたとします。
それを叶えるべく、せっせと頑張った自分。
そして夢が叶ったところで、若い子をお金に物を言わせて付き合いを続ける。
女性からするとなんとも自分勝手な願望と思わずにはいられません。
そんなことをしたいのなら、何故結婚したのか不思議です。

結婚することで自分のモテ度が異常に気になってしまう勘違い男性がいます。
そういった男性に限って、たいしてモテた過去はありません。
でも、稼ぐようになったし、一流企業勤務肩書きも手に入れた。
次はやはり、不倫を目論んでモテるか否かを実感したい。
傍から見るとなんとも滑稽な男性ですね。

お酒の席で、誰か知人が浮気をしていると自慢をしていたとします。
なんとなく「俺も浮気のひとつでも」と思って、手近なところで相手を見繕うお手軽不倫に走ってしまうコンビニ浮気。
「ゴルフでも始めようかな」というのと同じ感覚で始めてしまいます。
これは浮気をしていることだけで満足しているので、別れさせるのが比較的容易という点が特徴です。

女性に久しくちやほやされなかった男性が、褒め殺しにあうことでまんまと罠にかかってしまう不倫です。
相手は金づるとしか思っていなくても、例えそれを承知していたとしてもちやほやされたい願望を押し殺すことができない男性が走る浮気。
この場合は、お金目当ての女性にはお金で解決を迫ると容易に別れてくれます。
一番問題解決しやすいパターンですが、金づるから一生卒業できない場合には、家族をも不幸のスパイラルに嵌まってしまう怖さが潜んでいます。