男の沽券に関わると別れた女房。
でも、なんとなく後悔の念が否めないということもありますよね。
そういったケースをご紹介します。
1. まだ気持ちが残っていたと気付く
自分を裏切った嫁のことが許せずに、誠意をもって謝られたにも拘らず、勢いのままに離婚してしまった後。
ひとりで部屋にポツンといると、「まだ好きだったのかな」とふと思ってしまうことがあります。
そうすると、「もっと言い分を聞いてやればよかった」「謝罪に耳を傾ければよかった」という後悔が頭を過ぎります。
嫁に浮気をされてカッとなり、冷静になる間もなくスピード離婚してしまった場合に多いケースです。
2. 生活が儘ならなくなった
浮気をしていた嫁でも、家庭のことはしっかりとこなしている人はいます。
その為に、離婚後にまともな生活を自分だけでは切り盛りできない男性が多いのです。
炊飯器の使い方や洗濯機の使い方がわからない。
洗剤はどれをどれくらい使ったらいいのかわからない。
ゴミの日がわからない。
洋服の仕舞ってる場所がわからない。
元嫁に聞けばいいものの、自ら突き放した離婚だったために素直に聞けない。
「家政婦として割り切って養えばよかった」と後悔しても後の祭りです。
3. 会社での評価が落ちた
離婚が珍しくないご時世とはいえ、それを良しとしない業界はまだまだ存在しています。
家庭をしっかりと守れない男に大きな仕事は任せられないということなのでしょう。
その為、離婚せずにはいられなかったはずなのに、そのことが出世の妨げとなり悔やんでも悔やみきれない現実。
なぜ、嫁の浮気を見て見ぬ振りができなかったのか後悔しきりです。
4. いきなりモテなくなった
既婚男性は何故かモテます。
でも、同一人物のはずなのに既婚者という形容詞がなくなった途端に様子が一変。
会社の女性同僚は以前だったら「飲みにつれて行ってください」と甘えられることもしょっちゅうだったのに、急によそよそしくなってしまう。
また、女性も同席するお酒の席で男性の連れが気を利かせたつもりで「こいつ独身になったから優しくしてやって」と言っても、係わりたくないとばかりにスルーされてしまう。
もしかすると勝手に嫁から見放された情けない男とレッテルを張られてしまったのかもしれません。
誠に残念ですが、既婚者という立ち位置は一度解消すると簡単には取り戻せないのです。
5. 子供から「冷たい男」と見做されてしまう
子供はどんな母親であったとしても無条件に味方してしまう時期があります。
母親との時間は濃密ですから、夫婦問題について正直に語れない場合は致し方ないのかもしれません。
そうすると悪者は必然的に父親ということになってしまいます。
離婚してからも変わりなく生活費や学費を支払ってくれるとしても、一度発生した悪感情はなかなか払拭できません。
最悪の場合は、このまま子供とも疎遠になってしまうことです。
6. 嫁が浮気相手と上手くいっていると耳に入る
浮気をして家庭を壊した張本人である嫁が自分と別れた後に幸せになったと聞くと、本当に許せない気持ちになります。
本当の意味で制裁を与えたかったのならば、離婚は誤りだったかもと考えずにはいられません。
ずっと家庭に縛り付けておいて、責め続ければよかった。
こういったケースは、実は愛情が深く残っているケースです。
他人に盗られるくらいなら、別れるんじゃなかったという心情です。
7. 両親から堪え性がないと言われる
両親に離婚を報告したら、「気に入らないからといって、一々離婚してたらどうしようもない」と言われてしまう人もいます。
きちんと離婚に至ったケースを言わない男性は多く、その場合には慰められるどころか責められてしまうのです。
浮気をされたということに羞恥心を抱くため、正直に打ち明けられないわけです。
優等生タイプで何事も順調、「いい子」と言われ続けて育った男性に多い後悔のケース。
両親をこれ以上は幻滅させたくないと考えています。
8. 近所での視線を感じた時
嫁がいなくなった男性は、途端に生活に変化が生じます。
ゴミだしを毎回するようになった。
会社帰りに必ずコンビニの袋を下げて帰ってくるようになった。
なんとなく身だしなみがルーズ。
ご近所の奥様方は、それを見逃してはくれません。
コソコソと「奥さん最近見かけない」という噂話から始まって、いつかは「奥さん、どうなさったの?」と聞かれることにもなりかねません。
男性は世間体を気にするので、こういうケースは最も避けたいのが本音です。
9. 趣味を続ける気になれなくなった時
夫婦でありながら、夫側が一方的に嫁に依存してしまうことがあります。
生活全般の面倒に加えて、趣味のパートナーとしても求めてしまうのです。
そうすると嫁は息が詰まってしまい、浮気に走ってしまいました。
そのことで夫は嫁という存在に加えて、一緒に楽しみを分かち合うパートナーを失うことになります。
離婚は避けられなかったとしても、友人としてやり直したいと勝手な望みを抱いて嫌われるタイプです。
10. 親戚づきあいにうんざりした時
何かと面倒な親戚づきあいは、お愛想の得意な嫁の区分になる事が殆ど。
でも、離婚したならばそれは必然的に自分の役目となります。
名前さえ覚えていない親戚のお通夜の連絡がきたり、甥姪のお祝いをせがまれたり。
社会人としての面倒事を引き受けてくれる人がいなくなり、ギブアップ。
こんなことなら浮気くらいで目くじらを立てるんじゃなかったと心底後悔してしまいます。