いざ探偵を選ぼうとすると難しさを感じてしまいます。
さて、探偵を上手に選ぶポイントとは何なのでしょう。
1. きちんと事務所を構えている
今時はインターネット環境があれば、調査を請け負うことが可能です。
その為に、事務所を持たない探偵がいます。
ただし、そういった探偵は調査テクニックはさておき、依頼主の要望を叶えることなく金銭要求をしてくる悪徳業者の場合が往々にしてあることも事実。
事務所を構えているところは相応の覚悟を持って事業を運営しているので、責任感が伴っています。
2. 複数人が勤務している
「電話1本で依頼できます」は落とし穴があると思ってください。
確かに探偵事務所への出入りを知り合いに見られたくないという意識は働きます。
でも、実際は事務所へ行ってきちんと機能しているのかどうかをチェックするのもとても重要。
少なくはない調査料を支払うのですから、それに見合う働きをしてもらわなければ困ります。
そのチェックポイントとして重要なのが、複数人の従業員がいるか否かという点です。
小説などには一匹オオカミ的な探偵が登場しますが、実際の探偵はあんなふうに万能ではありません。
つまり、チームワークが不可欠。
一人だけの調査では限界が生じてしまいます。
3. ホームページを持っている
ホームページも事務所と同じく、維持費がかかります。
ホームページは万人の目に晒されていますから、そこで謳ったことに違う無責任なことはできません。
4. 口コミがチェックできる
今は腹いせを口コミで晴らす人がたくさんいます。
中にはあることないことを言いふらす悪意のある人がいるので、100%の言い分を鵜呑みにするのは危険です。
でも、きちんと感謝を表す人もいるので参考にしていい点もたくさん溢れています。
口コミに幅広く目を通して、良い点も悪い点も把握したうえで決められるといいですね。
完璧な業者はいません。
価格が高いけど調査力はピカイチという場合もあるでしょう。
反対に低価格でも、調査報告からは満足が微塵も得られないという場合も。
これは極端な例ですが、実際の利用者の言い分を参考にすると決めやすくなります。
5. 面談を行ってから調査をスタート
電話口で言いたいことを全て伝えようと思っても、なかなか難しいものです。
しかも、調査依頼を行うような事態ですから尚のこと。
依頼者の顔を見ながら詳細を聞いて、その上で調査を開始するのは必然です。
それを省くのが当然といった姿勢の探偵は信用なりません。
6. 質問に対して誠意をもって答えてくれる
探偵事務所に馴染みのある人はそう多くはないはずです。
その為、聞きたいことは山ほどあるのが普通ではないでしょうか。
そこでこちらが聞きたいことに対して、きちんと真摯に解答してくれると安心できます。
曖昧さを感じる回答や判り辛い物言いをわざとするような場合は信用に値しないと考えたほうが良さそうです。
7. 最初に金銭的な説明をしてくれる
お金のことはなかなか口にし難い人もいるでしょう。
浮気などの依頼の場合には、頭に血が上ってうっかり金銭的な問題がおざなりになっていることもあるかもしれません。
そういった依頼主を前にしても、きちんと料金の話をしてくれる探偵には誠意を感じます。
馴染のある業界ではないだけに、なかなか相場はわかりません。
でも、きちんと説明を受けて納得したならば、あとから後悔する確率は下がります。
8. 着手金をその場で要求してくるのはあり得ない
調査を依頼しようと考えた人が、後から考え直して依頼をキャンセルすることもあります。
そういった時に面談に割いた時間を取り戻すべく、その場で着手金と称して金銭を要求してくる業者がいます。
着手金を請求すること自体は珍しい事でも、悪い事でもありません。
ただし、そういった時には「後で振り込んでください」となるか、もしくは「持参してください」となるのが普通です。
9. 調査日数の提案をしてくれる
調査といっても運が良ければ1日で事実関係を確認できることがあります。
反対に、難しい事案では想定以上の時間を要してしまうことも。
その場合には、必然的に調査料が嵩みます。
そうなる前に、「1週間で結果が得られない場合には、調査の継続についてご相談します」「10日を超えた場合には調査料が○%割増しになります」といった情報を予め提供してくれるのが一般的。
言わないままに料金を請求してくるのは悪質な香りがプンプン。
ただし、言われなかったからといって払う必要がないというわけではありません。
自己責任と覚悟して、着手前に必ず確認するように心掛けましょう。
10. トラップを提案してくる業者はダメ!
浮気調査などの場合、トラップを仕掛けることで確実な証拠が得られるようになります。
浮気をしているのか不確実な時には、その口車に乗ってしまいたい誘惑に駆られるかもしれません。
でも、トラップがばれた時には最悪です。
そんなことを誘導してくる業者には、そもそも調査力などあるわけがありません。
提案をされた時点で、直ぐに別の業者を探し始めたほうが結果的にはお金と時間の節約になること間違いなしです。