長年、旦那や妻の不倫を我慢してきたのだから、もう少しの我慢と思い別れる事を決意したとしても、決して、取り乱したり感情的な態度をとると言った事はお勧めできません。
あくまでも、いつも通りの平然を装い、その上で、ちゃくちゃくと離婚準備を進めていくのです。
離婚と言うものは、そう簡単なものではありません。それが、100%相手の悪い不倫が原因であってもです。
その為、出来るだけ、離婚を考えているという事を相手に気付かれないよう行動することが必要です。

不倫、すなわち不貞行為にあたる離婚の場合、相手に慰謝料請求を行う事が可能になります。
しかし、その場合、相手が不倫していないと言い切る場合も考えられます。その際、大切になるのが不倫している証拠。
その為、離婚を考えたらすぐにでも、不倫の証拠集めを始める必要があります。
例えば、いつ、帰りが遅かったや外泊だったかなど日々の行動のチェックでもOKです。
また、クレジットカード払いを行っている場合、怪しいと思われるお店のチェックなども有効的です。
その上で、明確な証拠集めを行いたいと思った際は、やはり、プロの探偵などに依頼すると良いかと思います。

離婚する事になった場合、財産分与の手続きが必要になります。
夫婦の共有財産である預金や株券、家などの権利もすべて、離婚する際、分ける事が義務付けられています。
その為、離婚後、財産分与を円滑に行う為にも、すべての財産において明確にしておくと安心です。

専業主婦の場合、離婚後の生活基盤を考えると言う事は、とても、大切になります。
離婚する際、財産分与や慰謝料をもらう事ができたとしても、やはり、働かなければ食べていけないと言うのが現状です。
その為、離婚後の仕事において、目星を付けておくと言う事も大切！また、住居をどうするかといった問題も大きな問題となってくる為、注意が必要です。

離婚準備を行う際、この準備期間を利用し、就職する為の勉強を行うと言った手もあります。
資格を持つ事で就職を有利にする準備を行うのです。
例えば、医療事務や介護系の資格の場合、通信教材などでも取得可能となっている為、手軽に取得に向けて動き出す事ができるかと思います。

実際、離婚となると結婚する時と同様、家族や親戚が出てくる場合もあります。
その為、初めにそんな家族や親戚を味方につけておくと言う事も大切です。
自分の両親はもちろん、実際、離婚するとなれば、相手の両親にも、不倫が原因で離婚するといった事を明確に話しておく事が大切！
そうする事で、そんな家族や親戚に邪魔される事なく、離婚話を進める事が可能になってきます。

不倫の場合、不倫相手にも慰謝料請求を行う事ができる事をご存知でしょうか。
不倫の場合、手続きを取る事で、不倫相手にも慰謝料の請求を行う事は可能です。
しかし、相手がどこのだれか分かっていなければ、そんな、慰謝料請求を行う事はできません。
その為、自分自身で、不倫相手の名前、住居、勤務先など調べておく必要があります。

離婚後は、想像以上にお金が必要となる事も少なくありません。その為、離婚準備中には、とにかく、お金を貯めると言う事が大切です。
やりくりをうまくし、へそくりをできるだけ多く蓄えるように努力する事が大切なのです。

離婚する場合、子供がいる場合は、親権問題。
その他、財産分与や慰謝料問題など素人では手続きなどが難しい事も少なくありません。
その為、一度、専門家に相談しておく事をお勧めします。
専門家、つまり、弁護士に相談する事で様々な形での離婚方法のアドバイスを受ける事ができるほか、書類の作成、裁判に至った場合の弁護なども頼む事が可能になります。
弁護士に相談する場合、多少、費用が気になる所ですが、ここは、慰謝料をもらう為と思い負担する事も必要です。

実際、話し合いの場を持つ事になった際は、とにかく、感情的にならず冷静に話し合いを進める事が大切です。
今まで、長年に渡り、不倫している事を我慢し続けてきた気持ちが爆発してしまう事もあるかもしれません。
しかし、それでは、出来る話もできなくなってしまいます。その為、今までの我慢の集大成だと考え、とにかく、冷静に話し合うと言った事が大切です。
もし、それが難しいようなら、自分たちで話し合うのではなく、弁護士を通し話し合いを行うと言う方法もお勧めです。
そうする事で、弁護士にすべてを話せば、自分の希望通りに話を進めていてもらう事ができ、結果、満足のいく離婚へとつなげていく事が可能になります。