調査のプロである探偵の目をくらませ、証拠を取らせないようにする方法があるとしたら、一体どのようなものでしょうか。
不倫や浮気は良くないことではありますが、次に見つかったら離婚されそうだとか、どうしても不倫相手と別れたくない時は、探偵に証拠をとられては困りますよね。
今回は、探偵に監視されているような気がした場合、証拠を取らせないようにする方法についてお話します。
1. 通勤手段・ルートを変える
パートナーが探偵を雇っている場合、朝の出勤時から会社に到着するまでの時間も、調査にあてていることが多いです。
自宅近くだと目立ちますから、普段使っている最寄り駅近くに車を停めて、車内で張り込んでいることがあります。
見張られているような気がしたら、電車ではなく車にするとか、その逆もアリですし、少し時間がかかりますが降りる駅を2、3箇所ずらすなどのフェイントをかけると探偵は焦ります。
通勤ラッシュで多数の人が乗り降りしているなか、どの駅で降りたのか分からなくなれば、尾行をまくことができます。
2. 主な移動手段は自転車にする
探偵が調査している時に、最も厄介だと感じているのが、自転車移動なのです。
徒歩だと間に合わないし、車だと追い抜いてしまうので、微妙なスピードに合わせるのが難しいからです。
さらに、人気のない路地などに自転車で入れば、無理に追いかけるとバレるので、探偵はお手上げ状態になります。
調査員が自転車に乗り換えている頃には、すでにバレない場所に自転車を停めて、次の交通手段を使うようにすれば完璧です。
3. 最低3〜4回は曲がり角を使う
会社を出てから自宅に帰るまでの時間、徒歩で移動する時は必ず調査員が近くにいます。
車に乗っていても同じことで、一定の距離を保って尾行しているのです。
そこで、いつもとは違うルートを使ってみることをお勧めします。
いつもは直線で走り抜ける道でも、敢えて交差点を曲がり、次の交差点でも曲がるを、最低でも3、4回繰り返すのです。
住宅地や狭い路地の中に入ると、尾行が目立ってしまうため、深追いをせずに元の道で待機していることが多くなりますから、戻らずに別ルートで移動してください。
4. 会社か親戚名義の携帯を使う
浮気調査の場合、大抵は携帯電話から証拠が見つかります。
メールや着信履歴が残っていれば、どれだけ言い訳してもアウトです。
さらに、ロックシステムを使ったり、GPSをオフにしていたとしても、今は解除アプリがあるので安心できません。
復元されたらすべてが水の泡ですから、できればパートナーに気づかれないように、会社が親戚名義の携帯を用意してください。
本人名義でなければ、なかなか気づかれないので有効ですが、自宅ではサブ携帯を隠して悟られないように気をつけましょう。
5. 浮気相手と会う日を限定しない
とても大切なことで、絶対に押さえておきたいポイントが、浮気相手と会う日を限定しないことです。
付き合いが長くなると、いつもの場所で、いつのも時間にという感じで、会う日や時間帯が習慣になっていることもあります。
パートナーは、誰かと会っていると予測している日に、調査員を送りこんでいますから、会うタイミングをランダムにして調査しづらくしたほうが良いですね。
6. 用事のない日をわざとつくる
怪しまれている時というのは、仕事が休みの日でも探偵が張り込んでいます。
共働きの場合、奥さんや旦那さんが仕事に出かけた後、浮気相手に会いにいくと予想しているからです。
これまでならすぐに会いに行っていたとしても、わざと会わないようにして、自宅で過ごす時間も必要です。
会いにいかなければ証拠は取れませんし、むしろ相手と会える絶好のチャンスに出かけないとなれば、浮気そのものを疑問視するようになるのです。
7. 深夜と早朝の時間帯を狙う
探偵に浮気調査などを依頼すると、時間単位で費用がかかります。
調査員の人数との兼ね合いや交通費などを合わせると、1週間ほど張り込みを頼めば、数十万円の費用がかかるのです。
さらに、深夜と早朝には特別手当てが必要になるところが多いので、本来なら自宅にいるであろう時間帯は調査を避けます。
それを利用して、敢えて深夜や早朝に会うようにすれば、探偵に見張られる心配はありません。
ただし、それも3回に1回程度の頻度にして、習慣化しないように心がけてください。
8. 会う場所を定期的に変える
浮気相手とよく利用している場所は、調査員が先回りしているケースもあります。
いかにもというホテルは避けて、シティーホテルや高級ホテルを使うようにすると、証拠写真が撮りづらくなるのです。
頻繁に宿泊客が出入りするようなホテルだと、時間差を置いて1人ずつ、他の客に紛れて入れば分かりづらくなります。
2人一緒に居るところを撮影して、初めて証拠として成り立つので、会う場所を変えたり、時間差をおいた単独行動をするようにしてください。
9. エレベーターではなく階段を使う
建物の中に入れば、当然、調査員も後から尾行してきます。
エレベーターを使うと、何階で降りたのかバレてしまうので、途中で降りて階段を使うと良いです。
例えば、4階に行くなら3階で降りて上に上がり、本当は1階だけど4階くらいまで上がって、階段で降りるなどです。
階段は逃げ道がありませんから、調査員も迂闊に追ってこられない場所なので安心できます。
10. パートナーの不審な態度を見抜く
もしかすると、このポイントが最も重要になるかもしれませんが、探偵に依頼した本人の様子を探ってみるのです。
パートナーしか知らない調査開始日や、途中経過の報告を受けての反応など、いつもと違った態度をとっていないか見極めてください。
敢えて出張などの怪しまれそうな日をつくり、複数の調査員の気配がしたら、絶対に浮気相手と会わないようにするなどの配慮をしてください。
探偵の調査の裏をかくためには、それなりに時間と労力がかかります。
何といっても相手は証拠を掴むプロですし、証拠がなければ報酬が出ない可能性もあるので必死です。
リスクの高いことをしていると自覚をもち、できれば調査されないようにしたいものですね。