実際に浮気調査を依頼した人の多くは、後になってから「もっと調べてから依頼すれば良かった」という意見をもっています。
浮気をされているかもしれないという感情で不安定になり、冷静に探偵選びができなかったということです。
藁にすがる想いで依頼したものの、予想以上に費用が高くついてしまい、証拠は集められたものの、その後の素性調査費用までは工面できず、調査自体が終わってしまったというツライ体験をもっている人もいます。
現在はネットで探偵会社を探すのがメジャーで、探偵の無料マッチングサイトもありますから、まずは冷静にそれらのツールを使って、予算に合わせたプランができるところを選びましょう。
また、カウンセリングで聞かれることが多い、パートナーが浮気相手と会うと予測できる日を中心に、調査してもらうようにすると、余計な時間と費用の節約になります。
依頼する前に、だいたいの目星をつけておくことで、人件費の削減になりますから、自分的リサーチも最初に行っておくことが費用を節約するポイントです。

ネットで探偵会社を選ぶことが多いと思いますが、何を基準にして選べば良いのか悩みますよね。
恐らく、口コミや体験談などをベースに選ぶことになりそうですが、実際に安心して依頼できるかどうかは、自分の目で確かめる必要があります。
多くの探偵会社が無料カウンセリングを行っており、調査の見積もりは無料でしてもらえますから、いくつかの会社に訪ねてみるのも良いですね。
少し面倒だと感じるかもしれませんが、先述したとおり、探偵会社をじっくりと選ぶ余裕がなかったせいで、後々、費用などの面で後悔する人も多いのです。
そうならないためにも、自分の感覚で判断することをお勧めします。
また、一般的な費用の相場ですが、調査員2名で、1日6時間の張り込みを3日間続けた場合、約30万円程度の費用がかかります。
時間帯や調査員の人数、調査日数によって、費用は大きく変わってきますから、いくつか調査パターンを提案して、じっくりと相談したほうが良いですね。
会社によって料金体系が異なり、時間制、成果報酬制、料金パック制などがあり、どれが自分のニーズに合っているかは個人差があるので、ネットでよく下調べしてからカウンセリングに向かいましょう。

個人でスマホ撮影などを行っても、裁判では証拠品扱いにならないケースもあり、だからこそ有効な証拠を探偵に依頼して集めてもらうのです。
ここで気をつけたいことは、浮気調査の結果で、離婚や慰謝料請求などの処置をとるのか、それともパートナーに証拠だけを突き付けるのか、どちらを選ぶのかということです。
離婚を視野にいれて裁判するのであれば、証拠品はもちろん明確な物として扱われますが、通常は浮気相手の素性調査も行います。
慰謝料請求をする時に、素行調査は必要になりますから、本格的に裁判を行うつもりであれば、こちらも同時進行で探偵に依頼しておくべきですね。
費用は別料金になりますが、より確実に浮気相手との関係を示すためには必要で、証拠写真や動画と合わわせて提示すれば言い逃れができません。
裁判ではかなり有利になりますので、さらに時間と費用はかかりますが、しっかりと押さえておきたいポイントです。