SNSの流行などでネットでストーカーが増えてる? 対策10選

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SNSの流行などでネットでストーカーが増えてる? 対策10選

2017/6/19

インターネットやSNSが普及し、今まで日の当たることの無かったローカルや地下で活動していたアーティストへの評価が高まる一方、そういった著名人に対するストーカー行為の報道などを頻繁に目にするようになりました。
しかしこれらは決して他人事ではなく、身近な人やあなた自身も被害者になり得るのです。
ストーカー被害は説得や話し合いで解決するのは難しいので、最初の段階から警察などの専門家に相談することになります。
では具体的にどのような行動を取るべきかを見ていきましょう。

1. 応えたくない要求はきっぱりと断る

これが全ての対策を始める前のスタートラインになります。 ストーカー行為をする相手に対して明確な拒絶の意思を示さないと警察も動きづらいですし、ストーカーに対して誤ったメッセージを与えることにも繋がります。
中にはストーカーのことを気遣ったり、逆にトラブルや被害がエスカレートすることを心配な方も多いと思います。
そんな場合でも明確な拒絶の意思表示や、警察への相談・通報は相手のストーカーにとっても、今後の人生を切り替えるために必要な手続き、あるいは儀式なので、つたない事務的な文章で良いので、できるだけシンプルで相手にストレートに伝わる言葉を選びましょう。
また、いつ・どのようにしてストーカーへ向けて拒絶の意思を示したかを記録したメモを取っておくと、後で警察や弁護士などに説明する際に役立ちます。
書面で拒絶の意思を示す場合、相手の住所と氏名(様ではなく必ず殿を付ける)・拒絶を示す内容・差出人の住所と氏名を含める必要があります。
拒絶を示す内容については、拝啓から書き始め、
  • 貴殿が私に対して行ってきた、プレゼントやつきまといや嫌がらせなどについて迷惑であり困っている旨
  • 私は貴殿に対して好意が無い、今後も交友関係を持つ意思は無い旨
  • 私に対して今後一切の干渉をして欲しくない、私に対してストーカー規正法に定められる行為を止めることを要求する旨
  • 今後も同様の行為を繰り返す場合は、警察に被害届けを提出の上、法的措置を執る旨
これらの意思表示をすれば相手にも伝わりやすいでしょう。
しかし、それでも相手がストーカー行為を止めない場合、少し強い方法として内容証明郵便を利用した意思表示があります。 内容証明郵便とはいつ・どのような文章を相手に送ったかを郵便局が証明してくれるサービスのことで、差し出した郵便局に謄本が5年間保存され、裁判での証拠能力もあります。
送り先には通常の書留郵便として送られ、封筒にわざわざ書かなければ外からは内容証明郵便だとは解りません。
内容証明郵便を使った意思表示をしていれば警察も動きやすく、また裁判になった場合でも被害者側の主張が通りやすくなります。
ただし曖昧な内容だったり、自分に不利なことを書くと、それが証拠として残るので、繰り返しになりますができるだけシンプルかつストレートに拒絶の意思表示を示さなければなりません。

2. 初期の段階で警察に必ず相談する

スーツ男性イメージ2

上記1の意思表示と同じタイミングで、できるだけ早く警察に相談するべきです。
状況が差し迫っている場合には警察が先でも問題ありません。ストーカー規制法が施行されて以降、以前のように警察に相談しても事件に発展しなければ動かないといったような怠慢は減り続けていますし、警察からの指導・警告がなされた以降は多くのストーカー行為が止んでいるという報告もあります。
個人で克服するにはあまりに過大なストーカー被害などの問題に直面し、判断に迷う場合、いちばん初めに重視するべきなのは法律だということを頭に入れておいたほうが良いです。社会において全ての仕組みは法律で動いていますし、法律を知らなければ有効な手続きや対策ができないのです。
もちろん個人が持つ法律の知識には限りがあるので、まずは知識やノウハウを持つ警察に相談することが重要です。ここで協力的な警察ならすぐにストーカーに対して警告し、ストーカーや被害者周辺の巡回を強化し、あるいは弁護士を紹介してくれることもあります。

3. 身近な信頼できる人に相談し情報を共有する

ストーカー被害に合うなど犯罪やトラブルに巻き込まれたとき、真面目であったり責任感の強い人なら、自分の行動が招いた結果なのだから自分で解決すべき、家族や友人に心配をかけたくない、などの気持ちが強く出て自分ひとりの力で解決しようと考えるかもしれません。
ですがこのような後戻りできない状況で、周囲から孤立して有用な助言や情報を得られず、自分の責任感に突き動かされ目の前の問題への対処で手一杯になる状況では、人間は視野が狭まり、周囲やストーカーさえも意図しないマインドコントロールの状況に陥ることがあります。
トラブル解消への遠回りにならないよう、身近で信頼できる人に、できるだけ多く相談しましょう。
中には期待に反して無関心だったり心無い反応を見せる人もいるかもしれませんが、裏を返せば世間や他人にとってはその程度の問題ということも言えるので、あれこれ悩まずに粛々と法的措置を進めるという考え方にも繋がると思います。
10人いれば10通りの反応があって然るべきで、その中から参考になる意見を酌みとって、今後の対応に活かせば良いのです。

4. 家では安心できるように防犯対策を徹底する

室内女性イメージ

家で過ごしている時間を見計らって不審者が進入してくることのないよう、家にいるときでもきちんと戸締りをしましょう。
カーテンなどを使い家の中の状況が外からわからないようにするのも重要です。
玄関や窓の鍵はできるだけ二重鍵にしたり、または外から空けられないようにする防犯ストッパーを設置し、ガラスを割って侵入されないために防犯フィルムを貼るのも効果的です。
家から出るときは必ず周囲を確認し、ゴミ出しなど短時間の外出でも施錠する癖を付けましょう。ゴミの中にメモや郵便物など、ストーカーの情報源になるものはシュレッダーにかけるか、できれば入れないようにしましょう。
夜間に家の周囲をできるだけ明るくするため、門灯や玄関灯には明るく消費電力の少ないLED電球に変えて、日暮れから早朝まで常時点灯させることも犯罪抑止に繋がります。
夜間に真っ暗になる裏庭には防犯効果のある音の出る敷石を敷いたり、センサーライトを設けると効果的です。
上記のものは比較的安く設置できるものですが、他に防犯カメラ、防犯センサー、防犯ブザー、ドアフォン、必要なら警備会社と契約するという方法もあります。
また住んでいる住居が賃貸の場合、セキュリティのしっかりしたマンションなどに引っ越す方が、防犯にかかる費用と比較して安く済む場合があります。

5. 少しでも身に危険が及ばないよう準備を怠らない

夜間の外出や帰宅時はできるだけ一人にならず、自家用車やタクシーで移動するのが安全ですし、それが無理なら人気のある街灯で明るく照らされた道を選びましょう。
身を守るアイテムを携帯するのも重要です。100円ショップで売っている200円の防犯ブザーは、紐を引っ張ると大音量で周囲に危険を知らせてくれます。
他にホイッスルや、相手に向けて顔を確認するための明るいLEDライトも防犯の効果があります。

6. 相手の行動を記録し保存する

メモ・記録イメージ

上記の1〜5の対策を行ってもストーカー被害がなくならない場合、これ以降は具体的に被害届けの提出や法的措置に動くことになるので、犯罪や不法行為を立証するために、相手からのメッセージや被害などの内容や日時と、可能なら動画や音声や画像で記録・保存しておきましょう。
スマートフォンやアプリを活用すると初期投資が抑えられるので、まずは身近にあるものを活用して対策に役立てると良いです。

7. 贈り物や郵便物は受け取り拒否、メールやSNSは無視

手紙や贈り物を相手が受け取ったり、メールやSNSで相手が返信を返すと、ストーカーは自分の存在が相手に認識されていることをもって好意的に捉える場合があります。
ストーカーに誤ったメッセージを与えないためにも、手紙や荷物は差出人を確認して受け取り拒否、差出人偽装などで受け取ってしまった場合は、中身に手を付けず画像と日時を保存しましょう。

8. 誹謗中傷は自身のページなどで状況説明

携帯操作イメージ

ストーカー被害で頭を悩ませるのが、ストーカー被害者の周囲の人たちまで巻き込んだ誹謗中傷や嫌がらせかもしれません。
このような行為に対してはメールやSNSでは直接返信せず、自身のホームページやプロフィールなどで相手や自分の個人情報を出さずに、ストーカー被害で困っている旨、警察に相談している旨を説明しましょう。

9. ストーカーの両親や兄弟、勤務先に連絡する

これはストーカー本人の人生を左右しかねない方法であると同時に、逆に被害者が名誉毀損で訴えられるリスクもあるので、あくまでも最後の手段ですが、ただハイリスクなだけあって効果も大きいです。
親や会社宛に書面を送ると警告するだけで被害が止むケースも少なくありません。
ただし、自分が訴えられるようなことを回避したり、相手を追い詰めて不測の事態に陥らないためにも、1〜8のような自身が行える対策や、警察などへの根回しが重要なのは言うまでもありません。

10. 自分自身のイメージをがらりと変える

心機一転イメージ

ストーカーの心理として、自分が美しいと認めたもの、体型や容姿や表情やしぐさなど、ほんの些細なかわいらしさや魅力に惹かれて執着してしまうケースがあります。
口紅の色を変えたり、サングラスをかけたり、髪を染めたり、あるいは髪を刈り上げたり、メタボ化や腐女子化や男子キャラのコスプレなど、ストーカーの興味を削ぐイメージにはまれば、ストーカーは興味を失って離れていくことも考えられます。

以上、ストーカーに対して有効と思われる方法について解説しました。被害の解消に繋がれば幸いです。

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