愛猫がもし居なくなったら、飼主としては居ても立っても居られません。
ただ待つだけではなく探しに出かけることも重要ですが、その前にこんなにある猫探しの方法を知ってそれに応じた探し方をされてみてはいかがでしょうか。
1. 近所を探すとき大声はNGです
まずは近所を徘徊して怖がって居ないか心配にあることでしょう。
そこで思わず大声で探してしまったりすると逆効果になることを理解しておいてください。
本来猫とは物静かな生き物、それだけにもし近辺にまだ居るのであれば遠ざけてしまうことになりかねません。
ですから飼主としてはまず焦らずに行動をすることが必要になりますので、もし近所で見かけても慌てず近づくようにしなければいけません。
2. 猫って本当にのんびり者なんです
猫は根っからののんびりやさん、ですからもし迷子になっていたとしてもいつものようにどこかで寝ていることがあります。
なので飼猫がいつも寝ている時間帯、行動を始める時間帯などを把握しているのであれば、それに合わせて時間帯に飼主も探すようにしてみてください。
するともしかしたら迷子になっていた飼猫が近所を徘徊している可能性もありますので、思わぬところで見かけることになる可能性も高いです。
3. 猫は匂いを嗅ぎ付けます
猫は匂いがとても重要な生き物でもあります。もし普段から使われている何かがあれば、それを持って探しに出かけてみるのもいいかもしれません。
やり方としては猫砂であればそれをちょっとずつ地面に撒き散らしてみること、こうすることにより飼猫が自分の匂いだと判断して、どこからともなく現れてくれるかもしれません。
ただ時間が掛かるかもしれませんから、事前に撒いて腰を据えて待つようにしましょう。
4. 雨の日は意外と手がかりがあります
猫はそもそも濡れることを拒みます。
つまりどういうことかと申しますと濡れてる場所には居ないということになりますので、そのことからもし雨の日ならば乾いている場所に居る可能性が高いということにもなります。
ですから物陰や屋根で濡れない場所ということになりますから、そうした場所を重点的に探してみるといいかもしれません。
ちなみに路地裏のような入りにくい場所なども許可が必要であれば取ってから入るようにしましょう。
5. 行方不明のときはチラシが効果的
飼猫の迷子がもし長引くようであれば、それだけでご飯は食べているのか怪我はしてないか心配ばかりするかもしれません。
ですが飼主はそうした状況下の中でも慌ててはいけません。まずはチラシを作りできるだけ範囲を広げ近所やお店に配ってみましょう。
なるべく多くの方に情報を寄せていただけるように数は多めに作るようにして配るようにしましょう。
6. 現代人らしくインターネットを活用する
今の時代に相応しい情報収集方法があります。それがネットになりますが、この場合の情報としては地域密着型に的を絞ることが重要になります。
SNSなどで近い地域の方からまず始め、そしてもしかすると関係の無い地域の方にお願いしたとしても、その方の繋がりで身近な地域の方に伝わり結果的に新たな情報収集をすることができる可能性も高いですから、できるだけ飼猫のことを詳しく載せて広めるようにしましょう。
7. 怖いけど保健所などに連絡をしてみる
迷子になった飼猫がいつまでも見つからない場合もしかすると保健所や愛護団体に居るかもしれません。
愛護団体であれば収容動物のデータなどもネットから検索することができますので、まずは調べてみましょう。またもしかすると誰かが見つけて動物病院などに居るかもしれません。
動物に関わる施設は意外とありますから、どうしても見つからないようであれば連絡をしてみるといいでしょう。
8. ペットを探してくれる探偵
どうしても探すことができず方法も、もう見つからないようであれば探偵という方法もあります。
こちらはネットからすぐに検索をすることができるので、まずはどういった内容なのかを理解した上で、飼猫のことに関する情報を伝え相談するようにしましょう。
特に初めてという方にとっては分からないことばかりだと思いますので、いくつかの探偵事務所に相談してから選ばれるといいかもしれません。
9. 迷子になっても大丈夫なようにしておく
そもそも迷子になってしまった飼猫にならないようにしておくこともできます。
それがマイクロチップの装着になりますが、これがあれば保健所に連れて行かれてもすぐに知らせが来るようになっています。
またマイクロチップとはいえアクセサリーのような物を首輪に着けておくこともできますので、そこに飼主の連絡先などを記入しておけば、迷子になったとしても誰かが連絡してくれるはずです。
10. 最後の手段として家のドアを少し開けておく
何をどうやっても見つからない場合、もしかすると見つからないことも考えられます。ただそれでは諦めがつかないという方にとって、あまりにも酷な話でもあります。
震災のとき数ヶ月して帰ってきた事例もあり、そのときはドアを少し開けていたという話もあります。
ですから同じようにしておけばもしかすると安心できる自宅に自ら帰ってきていつの間にか今までどおり転寝をしているかもしれません。