セックスレスをいう状態をお互いが同じレベルであればいいのですが、どちらかがやはりある程度は性欲があるという場合に問題です。
性欲というのはなかなか我慢しずらいものです。
もちろん、自慰行為で処理することも可能ですが、やはり生身の異性との交流ほど快感や満足感を得ることはできません。
本当に夫婦間がうまくいっているのであれば、こうしたレベルまでしっかり共有しておかねばならないでしょう。
浮気に間違いなくつながる原因になります。

一度、夫婦間でセックスレスになったからといってその状態が一生続くと考えるべきでしょうか。
いえ、そんなことはありません。何かの原因でセックスへの欲求がよみがえることもあります。
そんなときに夫婦間でセックスがなければ、もちろん、その性欲の矛先は浮気へと向かうことを想定しなければなりません。

セックスレスといっても完全に0というレベルなのか、それとも一定頻度では必要と思っているのか、これは完全に夫婦間で一致しておるとは言い切れません。
また、一定頻度というのではなく、気分や記念日ごとには気分が盛り上がってセックスをしたいということもあるでしょう。
しかし、そんなときにお互いの意見、気持ちが一致しなければどこかで行き違いが生じてきます。
ささいなことかもしれませんがこうした積み重ねが浮気へとつながっていくということも否定できません。

セックスレスが浮気につながる原因。 非常に一般論かもしれませんが、要するにセックスは人間共通の欲求であり、何歳になってもある程度は持ち続けるもの。
だからこそ、夫婦間でセックスレスになれば、浮気で感情や愛を求めるというのではなく、単純に性欲を満たしたいと考えることも発生してくるわけです。
もちろん、こんな極端な考え方は動物であり、こうした欲求を抑えることが可能なのが人間の人間たるゆえんなのですがすべてを抑制で来るかといえば、そんなことはありません。
だからこそ、いつの時代も浮気があるのでしょう。決して不倫ではなく、火遊びであっても。

セックスが必要ないという認識を夫婦間で持っていても、周りの異性、特に興味を持っている人間がいれば、どうでしょうか。
いかに夫婦間のセックスレスには納得していても、一般的にはセックスのチャンスがあれば、特定の相手、いわば夫婦間以外であれば、その欲求はあっても全く不思議ではありません。

よく出産とともにセックスレスになってしまうということを聞きます。
実際に子供が生活の中心になり、夫婦間の夜の時間はなかなか重きを置かないことになります。
しかし、これが納得いかない場合、それが夫婦間で温度差がある場合、その矛先が浮気という行為に結び付く可能性をはらんでしまいます。

セックスレスの状態であっても、周囲に若い魅力的な異性に惹かれた場合には、一時的かもしれないですが性欲を感じてしまいます。
そんなときに、夫婦間でセックスをすれば解消するかもしれませんが、まったくこうした交流が０であれば、それは解消できません。

年齢を経れば、セックスは必要ないと勝手に考えてしまい、パートナーも同じだろうという勝手な思い込みでセックスレスになってしまった場合、これはお互いにとって悲劇の始まりです。
人間の根本的な欲求であるセックスに対して否定されてしまうわけですから。
こうしたコミュニケーション不足が浮気へとつながってしまうわけです。

セックスレスといってもそれが60歳を超えてからであればもちろんほとんどの場合問題ないでしょう。
しかし、20台にしてセックスレスなどという事態になってしまうと話は別です。
お互いがセックスに興味はなくなってしまい、ドライな関係になってしまう分、パートナー以外の異性に興味を抱くようになりがちです。
最終的にはそれが浮気という現象につながってしまいます。

少し本末転倒ですが、セックスレスだから浮気をしたという口実にしたい場合もあります。
少しずるいところもあります。
正直、双方がセックスレスではなくとも、浮気をしたいがためにセックスを拒否しセックスレスという事実をつくり、最終的には浮気をしてしまう。
こんな計画的な、打算の産物であることも否定できません。
セックスレスをうまく利用するのはやめるべきですが。