よい探偵なのかは、実際依頼をしてみなければわかりません。
しかし、結果が残念なことにならないように、慎重によい探偵を選びたいですよね。
それでは、探偵に依頼をすることがはじめての方は、どのように探偵を選んだらいいのでしょうか。
選び方のポイントは3つです。
1. 所在がはっきりしている
1つめの選び方のポイントは、責任の所在がはっきりしていることです。
探偵に依頼をしたことがある方なら、電話をした際に「喫茶店で会いましょう」などいわれたことがありませんか。どうしても本社で面会をしてくれないのです。
多くの場合、インターネットで探偵を探すと思います。
ホームページに探偵事務所の所在が記載されていても、実際その場所に事務所がないケースがあります。
事務所の所在を記載していない探偵すらあります。
探偵でなくても所在をあきらかにすることは仕事では基本的なことです。
所在があきらかになっていないと、もしもトラブルがあった場合、責任を問うことが難しくなります。
責任の所在をはっきりさせることが仕事基本的なことであると知っていながらあきらかにしていないということは、何かトラブルがあったときに責任逃れをしたいからと疑われても仕方がありません。
お客さんを大切にしていれば、事務所にお客さんを招くはずです。依頼をする側としても、所在がはっきりしている方が依頼をしやすいはずです。
インターネットで探偵を探す場合、住所が記載されていることを確認するだけでなく、実際その場所に事務所があるかも確認をしましょう。
2. 調査についての説明
調査でまず気になることは料金のことではないでしょうか。トラブルが起こりやすいのも料金です。
「一調査につきいくら」としか説明をしてくれない探偵もいるようです。このような説明は注意をしましょう。
調査が済み、料金を支払う段階になって、車両代や調査報告書は別料金で請求されるケースがあります。
料金については、事前に明細を依頼しましょう。プロの探偵なら、だいたいの料金がわかるはずです。
1日当たりの稼働時間、調査人数、使用する機材などによって料金が変わってきます。
こういった何にいくらかかるのかを詳しく説明してもらいましょう。
はじめての方は、説明を聞いてもよくわからないかもしれません。わからない場合は、どんどん質問をしましょう。
わからないものをそのままにしていると、あとでトラブルに巻き込まれる可能性があります。
お客さんのことを大切にしていれば丁寧に説明をしてくれるはずです。
何を質問しても「企業秘密なので答えられません」という回答しかしない探偵は避けましょう。
3. 調査能力
確実に結果を出す、100%力を出すなどと説明をされても、やる気しか伝わりませんよね。具体的にどのように結果を出すのでしょうか。
探偵の調査能力は、尾行能力・撮影能力・機材の性能・調査人数・調査する人のスキル・コネなどに左右をされます。
たとえば、尾行をするにも徒歩で尾行をする、バイクで尾行をするなど、いくつかの方法があります。見つからずに尾行をできるのか、どのような手段が考えられるのかなど、詳しく説明をして欲しいところです。
撮影能力については、暗闇で撮影をする可能もあるので、どのような機材を使用してどのような写真を撮れるのか説明をしてもらいましょう。
探偵に依頼するとき、どうしても料金が気になります。
安いほど依頼をしやすいですが、安いということはそれだけ機材や人員などにさく料金が少ないと考えられます。
高ければよいというわけではありませんが、やはり安すぎると調査能力に疑問があります。
4. 実績
最低1年以上営業をしていると安心感がアップします。
長く営業をしているということは、それだけ仕事の依頼があるということです。
数々の調査をしてきているので、それなりのスキルを身につけているはずです。
それだけでなく、長く営業をしていれば人とのつながりもできます。
調査をするには、何かしら情報のパイプが必要です。長く営業をしていれば信頼を得ることができ、情報のパイプも多くなります。
5. 誇大広告に注意
誇大広告をしていたり、インターネットで検索した際に上位に結果がでたきた探偵は、よい探偵のイメージがありませんか。
しかし、誇大広告をしていたり、検索結果の上位に出てきても、よい探偵とは限りません。
広告には莫大な費用が必要です。
誇大広告をしている場合、広告に多額の費用をかけていて、その分の費用が調査費用に反映される可能性があります。
安かろう悪かろうといイメージもあり、料金が高いからよい探偵なのだろうと錯覚をしてしまいますが、よい探偵だからではなく広告費で料金が高くなっているとも考えられます。
広告などに惑わされずに選びましょう。
6. 実際に会う
インターネットや電話で簡単に依頼ができますが、実際に探偵にあって依頼をしましょう。
どのような人なのかを確かめると安心感があります。
一度もあったことがない人に依頼をするのは心配なので、必ず面会をしましょう。